研究ブログ11 Oct 2016
アラスカでのカメラ設置作業
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本日のブログは寺本が担当します。
本日より、名大の野澤先生が合流されました。
野澤先生が到着を待ち、お茶をしながら、これまでの作業の報告や本日の作業内容について話し合いました。
午前中は、野澤先生・川村君・寺本の磁力計チーム、細川さん・小川さん・浅野君のカメラチームに分かれ、作業を行いました。磁力計チームは、カメラのドームのある小屋から20メートルくらい離れた小屋に磁力計のセンサー部を置き、配線、調整などを行いました。ちなみにこの小屋、以前にも磁力計のセンサーが置かれていたそうです。EISCATのスタッフの方々からは「dog house (犬小屋)」と呼ばれています。この「犬小屋」に体を縮めて入ってみると、コンセントがあったり、小屋の中を照らすように電球&スイッチがついていたりと、「犬小屋」と呼ぶにしては大変立派な造りであることがわかりました。
4種類のパスタの昼食を挟んで、午後は、4つめのカメラおよびその機材をPRE hutとよばれる小さな観測ドームに移動させ、設置を行いました。
その作業と並行して磁力計の細々した調整も行いました。磁力計のデータは概ね良好のようで、ほっと一安心です。これから磁力計は定常運用を行い、データに問題ないかチェックします。
本日の夕食は野澤先生にてきぱきと調理していただいたカレーでした。カレーを煮込んでいる間、トロムソ郊外のビール醸造所で作られているISBJORN(白熊)ビールを飲みました。私はこれが北欧での初ビールでした。カレーとともに大変美味しくいただきました!
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