研究ブログ21 Sep 2016
ソダンキラ観測所のカメラ設置作業(大山)
研究ブログ/
1 月 16 日から 22 日にかけて、プロジェクトメンバーの小川(国立極地研究所)がスウェーデンのキルナ(Kiruna)とチャウジャス(Tjautjas)に全天小型カメラ群を設置してきました。今年の春(3月)に実施予定の、あらせ(ERG)衛星と北欧地上観測機器とのキャンペーン観測の強化を意図しています。
チャウジャスは、キルナから約 140 km 南に位置する小さな町で、そこにスウェーデン宇宙物理研究所(IRF)が設置・運用している ALIS ドームの中に、今回小型カメラ群を置かせて頂きました。来年度には、ALIS ドームをもう1つ設置し、100 Hz の EMCCD 全天観測が行われる予定です。一方、キルナでは IRF の建物内のドームを使わせて頂いています。トロムソやソダンキラ、ケボなどでの基盤 S 用光学観測と組み合わせて、広い視野での脈動オーロラ観測を心待ちにしています。
リアルタイムの画像はここで見ることができます。(小川)
カテゴリー:研究ブログ