研究ブログ3 Sep 2017
2nd シーズンの地上観測がスタート
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1 月 23 日から 27 日にかけて,プロジェクトメンバーの小川(国立極地研究所)と同じく国立極地研究所の高橋さんがノルウェーのトロムソにおいて EISCAT 特別観測を実施しました。
EISCAT本部スタッフと共同で新規開発した基盤 S 用のレーダーパルスコードを用いた EISCAT 観測を 1 月 27 日に実施し、荒れた電離圏の高速観測に成功しました。脈動するオーロラに伴って電子密度が増えたり減ったりする様子がきれいに観測できています。
あいにく悪天候が続いたため、トロムソの各種光学機器との同時観測は今回できませんでしたが、スウェーデンのキルナとチャウジャスは晴れて、前週に設置した全天カメラ群観測によるオーロラデータが得られています。それらの同時観測データの詳細な脈動オーロラ解析や、今後のEISCAT特別観測が楽しみです。
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