北欧で行っている EMCCD カメラを用いた全天光学観測の速報データ（Quick Look データ）の公開を ERG サイエンスセンターにおいて開始しました。3 地点に設置されている計 6 台の全天カメラからのデータを、以下のような「ケオグラム」と呼ばれる形式で見ることができます。ケオグラムは、全天画像（全周画像）の南北断面を切り取って、横軸を時間に取ったプロットのことで、オーロラの発生やその時間変化を把握することができます。

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Quick Look データ公開サイトでは、ケオグラムの他にも 10 秒毎に抜き出した全天画像から作成したダイジェストムービーも公開しています。以下のような表示の MPEG Movie というところをクリックすると見ることができます。

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今後は、本プロジェクトで行っている磁場観測のデータや、フォトメータのデータについても公開を行っていきます。また、連携している PWING プロジェクトと共同で新しくアラスカに設置する予定の EMCCD カメラのデータも公開する予定です。