研究ブログ12 Jan 2020
アラスカ出張報告(ロケットチーム)
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2018 年 9 月 1 日から 4 日まで、プロジェクトメンバーの細川がスウェーデンのキルナに出張し、キルナから南に 100 km ほど離れたチャウジャスという場所で運用を行っている 100 Hz 高速撮像カメラのセットアップ作業を行いました。キルナへは、ノルウェーのトロムソからナルビクを経由して、バスと電車を乗り継いで移動しました。ナルビクからは、鉄鉱石の輸出で有名なナルビク鉄道を利用して、キルナまで行きました。
チャウジャスへでの観測は、キルナにあるスウェーデン王立宇宙科学研究所(IRF)との共同研究の枠組みの中で行われており、カメラの設置作業は IRF の Urban Brändström 博士の全面的な協力のもとで行われています。今回は、昨年設置した高速撮像のための EMCCD カメラ(大きいほう)と、多波長でオーロラを観測できる Watec カメラ群の双方を、光学観測ドームに戻し、制御 PC やネットワークを確認する作業を実施しました。
今回は光学観測ドームに汚れが目立ったので、取り外して洗浄する作業を行いました。20 分以上かけて何度も洗ったおかげで透明度の高い状態に戻りました。
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