研究ブログ2 Feb 2017
フィンランドでのカメラ設置作業
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2018年度の細川さんによるセットアップ(記事はこちら)に続き、2019年度には小川がキルナに出張し、スウェーデン王立宇宙科学研究所(IRF)の Urban Brändström さんと共に100 Hz 高速撮像カメラの観測立ち上げ作業を行いました。幸い晴天時の移動と作業となり、懸念された蚊もほとんどいませんでした。
今回はドームの洗浄ではなく、ドームの交換作業を行いました。Urban さんによると「設置場所にも依るが、ドームの交換は早ければ 2-3年で行う。夏場のドームへのダメージを如何に防ぐかが重要。」とのこと。私達がトロムソで利用しているドームは、夏場の対策をほどんどせず、10年以上変えていません。。。
その後ネットワークと電力環境のチェックを行ってから、EMCCD カメラや Watec カメラ群の設置と立ち上げ作業を行いました。この立ち上げの際には、細川さんに日本から遠隔でEMCCD カメラの運用開始・確認作業を手伝って頂きました。ありがとうございました。
EMCCD カメラのシャッターが最初開かなかったときにはヒヤッとしましたが、EMCCD カメラや Watec カメラ群共に無事立ち上げ作業を終えました。今後2020年3月まで定常観測を実施し、あらせ衛星との同時観測時を含む、多数のオーロラデータを取得する予定です。
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